一人で走る初夏の東北車旅|喜多方朝ラーメン、川原毛地獄、中尊寺を巡る1日

こんにちは、Yuです。

今回は、車で巡る東北の旅の記録をお届けします。
目的を決めすぎず、「食べたい」「走りたい」「温泉に入りたい」という気持ちだけを持って出発した、自由な一人旅の始まりです。

目次

また東北へ向かう理由

目的地を決める要因は人によって色々あるかと思いますが、
私が東北へ向かう理由は、ご飯とお酒と温泉です。

東北はどの県にも名物となる食材、地酒、温泉があります。

つまりどこに行っても私の欲を満たしてくれるということ。
絶景もあり、足が東北に伸びてしまうのは自然なことですね。

「美味しいものが食べたい」「走りたい道を走りたい」「温泉に浸かりたい」
そんなシンプルな気持ちだけを持って、今回も東北へ向かいました。

午前2時半、自宅を出発。まだ暗い道を北へと走り始めます。

旅のスタート地点|喜多方「うめ八」で朝ラーメン

いつも東北旅のスタートは福島県喜多方から。

自宅から約400km。6時半くらいには喜多方に到着しましたが、
平日ということもあり、まだ朝の静けさに包まれていました。

いつもは東北ツーリング旅の時にも紹介した、喜多方の有名店「坂内食堂」に足を運ぶのですが、

今回は新規開拓として「うめ八」へ初めて訪れました。
実は日程の関係で坂内食堂が定休日だったこともあり、「これも良い機会」と前向きに捉えての選択です。

喜多方ラーメン「うめ八」

喜多方には数多くのラーメン店がありますが、うめ八はあっさりとしたスープと朝でも食べやすい味わいが特徴。
透き通ったスープに、もちっとした太めの麺。チャーシューは柔らかく、朝の身体に優しく染み渡ります。

ラーメン画像

これまで坂内食堂ばかり選んできましたが、今後は選択肢の一つに入るくらいにはお気に入りのお店となりました。

待ち時間には、ねこ様が相手をしてくれるかもしれません。

📍 うめ八
福島県喜多方市字二丁目4668

米沢を経由し、一気に北へ

喜多方から米沢へ向かう国道121号は、山々に囲まれた景色が続き、リズムのいいワインディングロードが続きます。

国道121号、喜多方から米沢へ

ここから米沢を抜け、さらに北上を続けます。

秋田・川原毛地獄|異世界のような景色

11時40分、秋田県の「川原毛地獄」に到着。

黄色い岩肌、そこから立ち上る白い煙と硫黄の香り。
写真では伝わらないスケール感と、荒々しい自然の力を目の当たりにしました。

観光地というより、「自然現象を見に来た」という感覚に近い場所でした。
地球が生きていることを実感させてくれる、圧倒的な存在感です。

📍 川原毛地獄
秋田県湯沢市高松

小安峡を歩く|地獄のあとに渓谷

続いて川原毛地獄から車で約20分の位置にある、「小安峡」へ。

駐車場から川辺に下っていく途中で空気が変わるのがよくわかりました。

地獄の荒々しさから一転、渓谷の静けさに包まれます。
遊歩道を歩く音、川の流れる音。岩肌からは湯気が立ち上り、温泉地ならではの景色が広がっていました。

川原毛地獄の迫力と、小安峡の静けさ。
対照的な2つの自然を続けて体験できたことで、より深く印象に残りました。

📍 小安峡
秋田県湯沢市皆瀬

厳美渓|名物・郭公団子

小安峡を後にして、秋田から岩手へ。

ここでのお目当ては、名物の「郭公団子」。
対岸からロープで運ばれてくる演出が楽しく、観光地らしい賑わいを感じる場所でした。

郭公団子

あんこと黒ごまとみたらし、どれも優しい甘さで、ここまでのロングドライブで疲れた身体に染みます。

📍 厳美渓
岩手県一関市厳美町

達谷窟毘沙門堂|寄り道の価値

厳美渓を後にして、次の目的地である中尊寺まで向かう道中で岩壁に張り付くような建築を見つけ、
一度は通り過ぎましたが、気がついたら戻ってきていました。

達谷窟毘沙門堂

静けさと荘厳さが同居する空間。観光客もまばらで、ゆっくりと時間を過ごすことができました。

予定にない発見こそが、旅の醍醐味だと改めて感じます。

📍 達谷窟毘沙門堂
岩手県西磐井郡平泉町平泉字北沢16

中尊寺|静けさに包まれる午後の散策

達谷窟毘沙門堂から車で約5分。
15時40分、この日最後の観光スポット「中尊寺」へ到着しました。

中尊寺の参道

境内の広さに驚きながら、木立の中の参道をゆっくりと歩きます。
有名どころの中尊寺金色堂の荘厳な佇まいに圧倒されましたが、
それ以上に印象に残ったのは、境内全体に漂う静けさと時間の重み。

中尊寺金色堂

平安時代から続くこの場所で、今日一日の無事を感謝し、明日への思いを巡らせる。
旅の途中だからこそ、こうした時間が特別に感じられました。

岩手・中尊寺、歴史を感じる木造門越しに手入れされた松と本堂を望む情景(撮影:Nikon Z6III)

観光というより”散策”。そんな言葉がしっくりくる時間でした。
歩きながら、これまで訪れた場所を思い返し、今日一日の充実度を実感します。

📍 中尊寺
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202

本日の宿|游泉 志だてへ

中尊寺を後にして、さらに北上。17時、この日の宿「游泉 志だて」にチェックインしました。

午前2時半の出発から、約14時間半。長距離を走ってきたこともあり、旅の疲れが出てくる頃。
宿に到着した瞬間、ホッとする安心感が広がりました。

露天風呂付き客室|何もしない贅沢

こちらの宿は、全室露天風呂付き客室。そして、源泉100%天然温泉掛け流し。

落ち着いた雰囲気の部屋と、窓の外には庭園と露天風呂がありました。

客室の露天風呂に浸かりながら、外の空気を感じる贅沢な時間。
湯の感触、風の音、そして静けさ。

「今日はもう動かなくていい」という感覚が、身体全体に広がっていきます。

花巻温泉郷|志戸平温泉

征夷大将軍・坂上田村麻呂が観音様のお告げにより発見したと伝えられる志戸平温泉を源泉とする「志だて」では、
全客室の露天風呂をはじめ、大浴場に至るまで源泉100%の天然温泉掛け流しを堪能できます。

全室でも26室しか部屋数がなく、平日ということもあり、
大浴場でも貸し切りのような状態でのんびりすることができました。

地元の食材を活かしたご馳走

夕食は、個室でいただく岩手の旬の食材を使った会席料理。
地元の野菜や川魚など、素材の味を活かした丁寧な料理が並びます。

一品一品が味わい深く、どれも絶品でした。

朝食も岩手の食材を使った献立となりますが、
夕食同様に少し量が多いので、少食の方は事前に宿のスタッフに申し出てもいいかもしれません。

おもてなしの宿

「志だて」では、ウェルカムドリンクとしてロゼワインが提供されますが、
大浴場横の休憩スペースではソフトドリンクとアイスがフリーとなっており、
ラウンジでは、夜の限られた時間ですが、地酒をはじめとする様々なアルコールもフリーで楽しむことができます。

グラスに注ぎ部屋に持ち帰ることもできるため、
私も部屋のテラスで庭園を眺めながら一人の時間を堪能しました。

一日中走り続けた身体が、ゆっくりと解けていくようでした。

📍 游泉 志だて
岩手県花巻市湯口志戸平

一日の振り返り

部屋でゆっくりと過ごしながら、今日一日を振り返ります。

今日走った距離:
約700km(神奈川の自宅から)

見た景色:

  • 喜多方の朝の静けさ
  • 山形の広い空
  • 川原毛地獄の異世界感
  • 小安峡の渓谷美
  • 厳美渓の賑わい
  • 達谷窟毘沙門堂の荘厳さ
  • 中尊寺の時間の重み

食べたもの:

  • 朝ラーメン
  • 郭公団子

一人で過ごした時間の心地よさ。
誰にも気を遣わず、自分のペースで進める旅の自由さを、改めて実感しました。

仕事のこと、私事、旅先のこと、未来のこと。
一人旅をしていると様々な思いが駆け巡りますが、
ゆっくり自分と向き合うことのできる時間でもあります。

普段とは違った環境でこういう時間を作れることができるのも一人旅の良さです。

明日のルートは未定。
今はただ、この静けさと温泉を楽しむ時間です。

それでは今回はこのあたりで、オツシャス✌️

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